シミュレータの
データ種類と解説
総距離
キャリーとランを足した距離のことです。
ランはボールが1度地面に着地してから転がった距離のことで、総距離−キャリーをすればランがどれほど出ているかも確認できます。
ボールスピード、ボール初速
ボールが打ち出された時のボールのスピードのこで、ボール初速や打出し初速とも言われます。
※ボールスピードを決める3要因(ヘッドスピード・芯で打てているか・ヘッド重量)
※ボールスピードの理想はヘッドスピード×1.5倍
打出し方向
打出方向とは、ターゲット方向に対してボールが飛び出した方向の角度のことです。
0に近いほどターゲットに対して真っ直ぐに飛んでいて、+側であれば右側、
−側であれば左側に飛び出していることになります。
キャリー
ボールを打った地点からボールが地面に着地した地点までの空中を飛んでいる距離のことです。
自分の各クラブのキャリーを把握しておくことは、コース戦略の上でとても重要です。
打出し角度
打出角度とは、ボールを打った際に水平線に対してボールが飛び出す角度のことです。
ドライバーの打出角度の目安は13〜18°と言われています。
サイドスピン
サイドスピンとは、ボールにかかった横方向の回転のことで、左右にボールが曲がる要素になります。
+側が右回転のスピンで−側が左回転のスピンになり、サイドスピンが0に近いと真っ直ぐに飛びます。
《サイドスピンの目安》
ストレート→500rpm未満 フェード・ドロー→1000rpm程度 スライス・フック→1500rpm以上
バックスピン
バックスピンとは、ボールが飛んでいく際に目標方向と逆向きにかかる回転のことです。
バックスピン量が多くなるほどボールに揚力が発生し空中で上に飛ぼうとします。
多すぎると吹き上がり、少なすぎると地面に早く落下してしまします。
またバックスピン量が多いとランが出にくく、少ないとランが出やすくなります。
クラブスピード・ヘッドスピード
クラブ(ヘッド)スピードとは、ボールを打つ瞬間のクラブのヘッド部分のスピードのことです。
同じ当たりであれば、ヘッドスピードと飛距離には比例関係があるので、ドライバーの飛距離だと
次の計算式で計算ができます。 「ドライバー飛距離=ヘッドスピード(m/s)× 5.5」
また、芯にしっかり当たっているかのミート率を下記の式で計算ができます。
ミート率は1.56が上限とされており高いほど良い
「ミート率 = ボールスピード ÷ ヘッドスピード」
飛びの3大要素から導き出される
理想の弾道
バックスピンの最適値
☆理想数値(男性)☆
ドライバーの理想値
バックスピン 2500回転前後
サイドスピン +-500開店以内(0に近いほど良い)
左右中心ブレ +-10yd以内(0に近いほど良い)
7番アイアンの理想値
バックスピン 6000回転前後
サイドスピン +-500開店以内(0に近いほど良い)
左右中心ブレ +-10yd以内(0に近いほど良い)
ピッチングの理想値
バックスピン 8000回転前後
サイドスピン +-500開店以内(0に近いほど良い)
左右中心ブレ +-10yd以内(0に近いほど良い)